Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

時間を忘れる

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昨夜は結局エドと機材を試すために手を変え品を変え4時間以上セッションをやっていて終わったのは深夜2時過ぎ…『あかんがな!!』というわけで大反省である。最初はドラムマシンとシンセでおとなしくセッションしていたが、エドのエレクトリックベースが部屋にあったのでトラックの上でそれを弾き始めたら低音の効いたループをブンブン回すのが面白くなってしまって時間の事を完全に失念していた。隣にライブをやっている人気のあるBARがあってまだBGMの音もしていたので怒られなかったが、普通であればご近所迷惑ってもんだ…とはいえ、酔い覚ましに機材をゴロゴロ引きずりつつ深夜3時頃のソイ・エカマイを歩いてみるとクラブやBARの前はまだ若い連中でごった返していて宴はまだ終わっていないって感じで賑わっていた。

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後半はふたりとも酔いとともにカオスなセッションになっていたが、最初の2時間は真面目に機材の連動についていろいろと試していた。DAWを使った時にどういうシステムを組めば一番良いのかって点でまだ調べなくてはいけない点がたくさんあった。昨日はTR-8 とMONO Synth とベース-ルーパーを小さなミキサーで括ってインターフェースに音を送って、MIDIクロックはDAW ⇒ TR-8 ⇒  MONO。ただセッションしている間にクロックがずれまくっていたのでリアルタイムでずれに合わせて打ち込みなおすっていう本末転倒な状態になっていた。実験音楽 をやるなら良いが、アンビエントというにはカオス過ぎる。リズムを使う時は複雑でもある正気を保ったビートにしたいと思っているので、マシン類のコントロールについては少し整理する必要がある。やってみると具体的な課題が見えてわかりやすくなるもんだ。

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昨夜の間にメッセージが届いていろいろなやりとりがあった。この前友人の録音で弾いたギタートラックの評判が良いとメッセージ。個人的には曲を知らずにいきなり録ったので良し悪しの基準はわからず《こんなんかな?》というさぐりさぐりの演奏だったので少し安心した。だが、やり取りの中で相変わらず先方の気に入っているポイントが自分の気に入るポイントとずれていることに気付いて、誰かの為に弾く際の判断は自分で下しては遺憾のだなと思った次第。弾き倒して好きに選んでもらうのが良いようだ。

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約1ケ月後の Wonderfruit の出番がもらえるかもしれない。もちろんメインステージではないけどサウンドシステムはがっちりあるステージのようなので約3年ぶりに出演ができたら楽しいだろう。うまく話がまとまると良いが…。オーガナイザーと話ができるよう既につなぎはとってもらえたのでここからは演奏は関係なく交渉力の問題…がんばりましょう。機材が不十分なので修理を急がなくてはいけない。

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Wonderfruitというと前回の出演時の《とにかく移動と機材の運搬がきつくて会場で過ごすのが過酷だった》という思い出しかない(笑)昼は暑くて夜はかなり寒い。明け方に凍えてしまってビニールシートに潜り込んでその隙間から星空をみえ上げて『サバイバル訓練みたいやなぁ…』と思っていたのを思い出す。下の記事はその時の日記。過酷ではあったけど会場はゴージャスで展示アートも素晴らしいし見る価値はある。進化しているだろうしうまく出られたら今回は防寒の準備をしっかりしていこう(笑)

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