Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

Can you accept a super controlled society?

画像に含まれている可能性があるもの:空、木、屋外、自然

暑い。熱帯夜だ。暑さで目が覚めてしまった。エアコンはガスが抜けているがアパートのスタッフもごみ処理の仕事くらいしかしていないので今は修理できない。仕方ないのでコーヒーを淹れてさっさと起き出すことにした。

さておき、昨日は午後2時にGOLFさんが迎えに来てくれてラムイントラの彼の家へ。久しぶりだったので道すがら色々話していたが、ライブ活動も停止、大学も2月から休校中ということだったがまあ仕方ないという感じで泰然としていて普段通りのゴルフさんだった。母屋の向かい側、オアシスみたいな美しい庭を挟んで彼のスタジオがあった。彼の家族とは何度かあっているのでやあやあ久しぶりお邪魔しますと挨拶を交わしてコーヒーをいただいてセッティング開始。いつも通りなんの打ち合わせも無く演奏を始めた。

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計3セット3時間強のセッション。この映像は2本目。3本目が実験的って面では面白かったかな。とりあえずゴルフさんと演奏するのが久しぶりでひたすら楽しかった。

最近のマイクはすげえなと思ったのは、カチカチうるさいペダルのスイッチノイズが自動的に消去されるという…原理は解らないけど便利だしなんだか不思議。セッションを繰り返しているうちにあっという間に5時間が過ぎて、帰りの車の中で『最近なに聞いてる?』という話になったので『モードに興味があるのでJAZZを聞いていることが多い』と言ったら Jazz instructor のスイッチが入ったようでものすごい勢いでモードジャズについて説明してくれた。英語での説明なので完璧な理解は難しいけど、今まで読んでみたネット上の記事と角度の違う説明で解り易かったな。タイで一番有名ともいわれているジャズ講師と3年以上一緒に演奏していて今まで一度もちゃんとジャズについて聞いたことが無かったという…いつも一緒にやる時は彼は実験音楽のテンションやからね…そんな感じにならなかった(笑)これを機会に少しずつ教わろうと思っている。

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最近上の記事みたいなものが多くて、これを機に当たり前のような感じで超管理社会へ向かうのかと思うととても恐ろしい。実際かなりの割合の人がそれを望んでいるようにも見えるし。個人規模の事業が次々潰れていって、どうやら日本の政府はそれを守ろうとはしていない。ちなみにタイも同じような流れだ。数年前から屋台を減らしたりしていてこれ幸いって感じで問題を放置している。個人の権利という意味ではヨーロッパの方が意識が高いんだなと言うのが実感だ。音楽やアートの扱いもそうだし。

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混沌を愛する者としては嫌な流れだなぁと危惧している。