Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

いったりきたり

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リズムを使いだしたのは要するにわかりやすいからだ。人前で演奏させてもらっているミュージシャンとして皆様の為に日々努力することは悪いことではないとわかっているが、性格が見事に歪んでいるのでかなり頻繁に『日和ってんじゃねえ腰抜け野郎』という悪魔の声が聞こえてくる(笑)今並行してPOPSの録音にもギターで参加しているのでガス抜きをしないとわけのわからない方向にブーストするのでイラっときた時はノイズセットを演奏することにしている。ついさっき弾いたノイズセットもそれだ。とても俺らしい音だったので曲名は『自画像』だ。部屋でこの演奏をしても誰にも怒られないところがタイの良さだよな(笑)

瀧 康太 - abstract noise improvisation 『self-portrait』

日本のPOP SONGの歌詞ってのは普通の感覚を持った人にしか作れない。ミュージシャンなので変わっているが、ナチュラルにコミュニティーの中で生きられて一般世間に興味のある人だ。当たり前のことだけどソングライターをやっていたにも関らず気付くのが遅すぎた。完全に向いていない仕事をしていたのだと理解したのは辞めただいぶ後だった。先輩の中には気づいてその仕事を始める前に助言してくれた人もいたが、その世界に飛び込むまではよくわからなかったのだ。以来どこにも属していない。その分いろいろなコミュニティーと関わっているので良いのだけど、とにかく自分でも面倒くさいと常々思っているのだ。行ったり来たりを繰り返しながらもリズムに関する作業は進んでいく。イラついて爆発しないように焦らず進むことにする。

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シカゴハウス。80年代の音で懐かしい。