Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

相変わらず切り替えができない

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毎日真面目に早朝から仕事に行っているが、相変わらず頭の切り替えはできていない。決定的に普通の暮らしに向いていない性格をしている。真性のロクデナシだ。極力誰にも怒らないようにしているし以前よりかなり感情の振れ幅もマシになっているが、それでも通常の会社員の皆さんと比べるとやはり気分が前面に出てしまうのでまっとうな人間とは言い難い。特に音を詰める作業が始まると他のことはすべて煩わしくなってしまう。自分を殺しすぎて感情を失くしては音楽はできないが、だからと言って別に怒る必要はないわけで、『頭を切り替えろ…』と常に言い聞かせる日々だ。いつになったらこの大人気ない感じが消えるのか…ほんまに自分の性格が面倒くさい。今日の演奏のメモはその鬱屈した感情が噴出していてカオス感があって面白いけど、これは通常営業のBARで演るには高すぎるテンション。ライブではもっとハイになるべきなのでたまに何が良いんだか悪いんだかよくわからなくなる。俺の思うMAXの音は利己的過ぎてここ数年出していない。最近はハードコアパンクのバンドですらしっかりお客さんの期待通りの皆にわかる音を出す。共有するってのはそういうことなんだろう。俺は相変わらずなんだかわからない音を出そうとする偏狭な感じが抜け切らない。かと思えばものすごくポップな時もあるし自分でもなんだかよくわからない。いつの日かそれがきれいに収まる時がくるのだろうか…。

瀧 康太 - [memo] freestyle loopin guitar with Drum machine...

昨夜のメモ。サルバトーレ・ダリの声、チェット・ベイカーのトランペット、70年代のシンセを使った実験音楽等を取り込んでループを作ってギターを弾いて変化させながら並行してドラムマシンを走らせている。とりあえずドラムマシンの扱いは毎日スキルアップ中。ネットで打ち込みの細かい裏技等々をチェックしながら少しずつ細部を詰めている。シンセはMIDIをセットアップしてから地道に追いかけていく。今年中にはベースサウンドの入ったトラックメイキングができるようになるだろう。ライブですべてを使って演奏するにはトータルコンプやらイコライザーが必要になるのでミキサーも要るしフットスイッチも要る…どこかで止めないと際限がない。PCでコントロールしたり作りこむってのは単に嫌いなのでやりたくない。そちらのほうが楽なのはわかっているけど嫌いなものは仕方ない。兎に角、これが出来上がったら録音して長期ツアーだに出かけてやる。それまではなんとか耐え忍んでしあげてやる。卓袱台ひっくり返さないようにお寺参りとかしつつ精神を整えよう(笑)

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自分なりにJAZZを消化したいと思って地味にいろいろやっているが、自分の音にはなかなか反映されない。理論を拒否して感覚だけでやろうとしているから遠回りなんだろう。日々焦らず地道にやるしかない。まだ頭の中のフレーズと指の動きがぜんぜん一致しないのだ。まだまだ先は長そうだ。