Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

たまにはどうでもいい話を書く

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子供だらけ

相変わらず近所はベビーラッシュだ。人間も犬も猫も子供だらけ。もちろんみんな元気で明るくてとてもかわいい。7割くらいの子供は俺を見ると『なんだこれ?』ってな表情で凝視する。笑いかけたり挨拶してみたりするがぜんぜん人気はない。

背中が痛い

まさにどうでもいい話だが、年々筋力が衰えていく。たまに重い機材を担いで長距離を歩くと2、3日後に今まで感じたことのない痛みを背中の脇側に感じる。昔の写真とも比べても背中がめちゃめちゃ小さくなっている。そんわけで急に焦っている。まだ先は長いような気がするので体力は必要だ。TVの番組でケツメイシのガチムチ君が『老後を支えるのは年金ではなく筋肉だ』と言っていたが、たぶんそれは正しい。

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歯がひどい

少しは稼いで歯の治療をしなくてはいけない。ヒドイ有様だ。マジでボロボロだ。3年ほど前に飢えたのが拍車をかけた。総入れ歯になる日を少しでも遅らせるためにはとにかく治療だ。

シンプルに旅行に行きたい

とにかく毎回機材を担いでの移動で行った先で演奏ばかりしているので緩めないしぜんぜん遊べない。せっかく観光大国にいるってのに本当にホンマに遊びに行けていない。ひとりでも問題ないので少しは見聞を広めなくてはいけない。バンコクアンダーグラウンドミュージックシーンにばかり詳しくなっているが、正直興味があって詳しくなっているわけではないのでなんだかよくわからない。

 

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香港の話

note.mu

香港で今起きている出来事は本当に重要なことだと思う。年々自由を阻害されていることに気付いていない人が多い。若者は生まれた時から管理体制の中にいるのでわからないんだろうと決めつけていたが、まだ命懸けで自由を求める若者がこの世界にいることに感動している。多分このまま映画 MATRIX みたいな世界になっていくんだろうな…と本気で思っていた。俺はそのうち死ぬだけだから関係ないけど、年々窮屈だなとは感じる。彼等の活動の結果は人類の未来に関わるので応援している。日本ではあまり話題になっていないようなので気を付けて見て応援してほしい。

ワット・パーシー

yindeed.asia

近所の寺ワット・パーシーは変だ。パーシーってのは税金のことだ。《税金寺》ってなんやねん。昔は死刑場だったって噂もあるし建物のデザインが全部おかしい。本堂がどこなのか未だにわからない。カオスだ。各種のイベントやお祭りの時はソイの入り口が屋台で埋まっていて芝居小屋なども出ていて、日本の縁日のような雰囲気になって楽しい。アパートの設備に文句を言いながらも居座っている理由は、この寺を中心とした下町のコミュニティーの空気が好きだからかもしれない。上の記事には俺が毎日通って夕飯を買うローカルマーケットも紹介されている。

タウンハウスを改装したい

ここのところ改装プランばかり妄想している。それも結構具体的で細かい。そのうちマジで実現してやる。一部屋だけのゲストハウスとか、居心地が良くて気持ち良い音楽が流れていて思わず長時間滞在してしまうカフェとか儲からなそうなアイデアばかりが脳裏を過ぎる。俺は一生貧乏だと思う。

もっと英語とタイ語をしゃべれるようになりたい

少しずつ勉強しているが、まだ英語もタイ語もダメだ。要件を済ませるだけじゃなくて気の利いたことを少しは言えるようになりたいもんだ。もし俺が話し上手で社交的だったら今頃はもっと友人が増えているだろう。性格の問題でもあるけど相手に気を遣わせることが多すぎて申し訳ないと日々反省している。

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Bird Adisak

映像;Adisak Poung Ok - 🕊นกน้อยซ้อมบิน ในวันฝนพรำ 🌬

休日だがいつものように早朝に起きて、もう一回寝ようかな…とうだうだしていたらタイのアーティスト BIRD Adisak の上げた伝統楽器ピンをディレイでぶっ飛ばした演奏が面白くてかっこよくていい音でいきなりバッキリ目が覚めた。やっぱりギターヒーローはすげえな。一緒に演奏した数か月前の彼の演奏とは既に違うレベルに進化している。ギターの下手な俺の歩みは彼よりぜんぜん遅いが『よし、俺も進んでいこう』って気にさせられた。優れたミュージシャンの音には気分を上げる力がある。感謝。

アパートの近所で生まれた子猫が夜中に入り口を守っているセキュリティーの相棒みたいになっていて朝エレベーターホールに降りるとちんまり座っている。とてもかわいい。タウンハウスの改装の妄想の原因は猫だ。間違いない。猫と暮らしたいのでタウンハウスがいいって単純な動機だ(笑)焦ってはいない。体力的にツアーはもうしんどいな…と思ったらゆっくり猫とちんまりした場所で暮らすってのが今の俺の一番の夢だ。

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音楽はオーディエンスのためにあるべき…

この前マニアックな即興セッションイベントを見に来てくれたロック大好きな日本人の友人がイベントが終わった後にやりたい放題の若いノイズミュージシャンに関して上の言葉を言った。基本的には確かにその通りだけど俺はこう返した。『まあある意味正しいけどそれだけでもないんじゃない? 客が好きなもの、安易に理解できるものばかり追いかけた結果が今の画一化された音楽の感じやからねぇ…』『いやいやでもマスターベーションを見せられても…』ってな感じでちょっと喧々諤々。売れりゃいいって話ならこの数年はAKBが日本を代表する音楽なわけだが客観的に見てそれはありえない。優れた商品であること=優れた作品というわけではない。音楽のことをひたすら考えている連中が作る作品の中に最高の音楽がある…と信じたい(笑)今さら売れようという気の無いおっさんにはどうでもいい話なんだけど、普段音楽のことなどほとんど議論しない俺としてはロックファンの熱さを久しぶりに感じた瞬間だった。真剣に音楽を好きな人がこの世にいるってのはやりがいがあって良い。そして人を怒らせるくらい我が道を行く若いミュージシャンも正しい。カオスこそすべての始まりなのだ。まず、お客様のために程よくコントロールされた音楽なんてロックじゃないし。やりたい放題やった結果の爆発的エネルギーこそが珠玉だ。

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さて、たまには散歩にでも行くかな。