Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

いけそうな気がする

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ツアー前最後の週末は丸二日間部屋に籠ってツアーセットの仕込み終了。合計5時間ほどある録音データをチェック中。ダンスミュージックにしてはリズムが揺れ過ぎているかもしれないが、かなりループと自然に混ざりあったグルーブが作れるようになった。やってみるとテンポの設定がとても難しい。DJの友人達がよくBPMの話をしている気持ちが少しわかった。まあとりあえずOKラインまできた。あとは本番のバランスを作れるかどうか…やることが多いのでいつもよりは緊張するだろう。リズムがあると逆に縛りが入って道に迷うことはないが、何かを生み出すということに関してはかなり意識して挑まないとあっという間に1時間くらい過ぎ去ってしまう。照準を合わせるのが重要。なのでギター側のペダルを減らしていつもより演奏をしなくてはいけないようにセッティングを変えた。

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ひたすらやってみてわかったが、とりあえず俺にとって自然なテンポは120らしい。早くもなく遅くもないここが基準!みたいなあたりさわりないテンポだ。とりあえずここから始めてみるが、できてくるとベースの音が欲しくなってくる。

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見つけたので流して見ていたが、昭和のドラマは人間の欲望が渦巻いている(笑)

ついでに、森田芳光監督の『それから』

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最近勝慎太郎のドラマも見たが、80年代の小説や映画やドラマでは人間の醜い部分やダメな部分を描いているものが多かったな…といろいろ思い出した。子供の頃見たので間違いなく多分に影響を受けている。破滅型の主人公に憧れるのは悪癖だと今はわかっているが、相変わらず荒っぽい昭和の男達は好き放題で魅力的に映る。

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チェット・ベイカーはスローで退廃的。マイルスの演奏からは強い欲を感じるけど、この人の音からはそういうものをぜんぜん感じない。ええ感じのBARで毎晩こんなんやってたら最高だ。

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ハノイの話は継続中だけど日取りが近すぎてぜんぜん合わない。昼の仕事って重たい首輪付きなので自由な時間を作るのに苦しんでいる。