Never Ending Summer

バンコク在住日本人ギタリストの日記

久しぶりにフェスに参加

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wonderfruit.co

21時過ぎに寝て0時半にライブ関連のメッセージの届いた音で目が覚めた。メッセージを返してそしてまた眠れなくなってしまった。もうすぐ朝だ。諦めよう。

この前GOLFさんと12×12でセッションした夜に見に来てくれていたタクシナに『KOTAさんは今年はWonderfruitには出ないの?』と聞かれたので『今のところオファーがないしフェスもうすぐでしょ?今年は出ないと思うよ』と言ったら『演奏したい?』と聞くので『演れるならもちろんやりたい』と答えた。タクシナは『OK。聞いてみる』と言って親指を立てた。2日後にエドとセッションリハをする為に閉店前の彼等のレストランに行くと、ちょっと前に出演したパーティーの会場 Iconic studio がwonderfruit の中にステージを持っているらしく、『さっきオーガナイザーのジュノスに話をしたらちょうど出演者のラインナップのを考えていてKOTAは候補に上がっていると言ってたからすぐに連絡してみて』と連絡先を教えてくれた。『OK。ありがとう!』ということで帰宅してからすぐに連絡を取った。今日返事があってとりあえず参加は決定で何曜日に出るのか返事待ち。朝のチルアウトステージを担当するようだ。会場の雰囲気は知っているしなんとなく自分がその時間に会場で演奏しているイメージが既にできるので悪くない感じだ。下の写真は以前のパーティーの時の光景。

画像に含まれている可能性があるもの:4人、座ってる(複数の人)、テーブル、ギター、室内

今からでは土日しかスケジュールが作れないのでその日取りに放り込んでもらったらその後は過酷な機材を引きずっての移動と会場での昼夜サバイバル状態への備えだな…一応テントや寝床はあるみたいだし水や食事の心配はないし途中でバンコクに演奏しに帰る必要も無いので前回よりは全然マシだろう。前回のスケジュールはマジで地獄だった。あれは無茶なスケジュールを引き受けた俺が悪いと今では思う(笑)今の俺はもっと体力が落ちているので効率的に動かないとマジで倒れる。金曜の夜に仕事終わりでパタヤに移動してゲストハウスで軽く寝て早朝に会場入り…で朝演奏して昼間は寝て夜はライブを楽しんで、次の日の朝も演奏して日曜午後にバンコクに帰還する…って感じかな…これはこれでなかなかのスケジュール。月曜には早朝からまた仕事があるので必ず帰らなくてはいけないのでバスのチケットは事前予約。ゲストハウスも要予約…。演奏に不足が無いかサウンドシステムについても事前に知らなくてはいけない…嗚呼なんて面倒くさい。でも準備は大事。良い演奏の為に頑張りましょう。


写真の説明はありません。

よく見たら今回はマッシブアタックのメンバーなんかも出演している。フォーテットやフローティングポイントにアルファ・ミスト、マフト・サイやらタイガークラブ等々のタイの知人友人達もたくさん出ている。盛りだくさんだ。今回はチケットが支給されるので出入りも自由だし出番は朝だし暑い昼間はゆっくり寝て陽が落ちてからゆったり楽しめるわけでリベンジだ ♪まあ、おっさんなのであくせくせずにマジで寝転んでゆっくり星でも見ながら聞いてるだけかもしれんけど(笑)

本日のメモ

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昨夜は3拍と4拍を同時に走らせたうえでカウントの頭を感じないフレーズを泳がせるって試みに挑戦していた。以前アフリカンを演る連中とセッションユニットをやっていた時期に『これ要は1拍だよな…』といつも感じていた。西洋音楽的に小節の頭をカウントする感覚が無くて平行にいろいろなリズムが回り続けている。もちろんトラディショナルなリズムは緻密に計算されていてひとつひとつのフレーズはそれぞれ決まっていてそれが回っているんだけど。我流で押し通している俺としてはできるだけフレーズはコピーせずにその感覚だけを取り込んでやりたいというのをずっと考えていて、ソロの時にはギターを重ねながらずっと挑戦しきた。3とか5とか7とかいろいろ重ねていくと始まりと終わりは曖昧になって数えられなくなる。で、結局は1の集積として感じるのが自然なのだ。拍をカウントしない方がうまくいく。 そしてある時に突然カチっとリズムがはまって『あ、来たっ!』って感じでグルーヴする。それをその場で切り取って展開したいんだけど、即興だとこれが難しい。偶発的に突然来るそのタイミングがぜんぜん読めない。それに、これを実現するには全体をループする為の別のシステムが必要なので現状のライブ状況では難しい。スタジオワークとしてそれをやるとして、そこまでの流れを先ずは詰めておく必要がある。12月中にある程度全体をイメージして1月にループアーティストの集い(笑)的なイベントがあるのでその時に現状の機材を全て使ったセットを披露する予定だが、それがレコーディング前の最終的な詰めだ。スタジオの前には1週間のミニツアーをやって集中してからスタジオに入る。目的は作品のコアになる即興演奏を録ることだ。納得いくまでひたすら録り続けて5日間くらいで涅槃に辿り着かなくてはいけない。今年も終わりって時期になってやっと良い流れが見えてきたので何とかなるような気がしている。足掻いてりゃなんとかなるもんだ。

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ベーシックは即興で作るが今回は一発録りではなくオーバーダブもcollageも行って最終的にはしっかり構築された音源を作る。完全に仕上がったと思うまでは何度でもチェンライのスタジオに通う構えだ。なのでMATTには最後まで付き合ってもらう。